日本神話では西洋と違って雷は最高神ではないそうです。雷は田に水を与えて天に帰る神であったため「恐怖」の対象にはならなかったかも知れません。ただ雷鳴を「神鳴り」ということから判る通り神々のなせる技と見なしていたのは確か。雷（雷電）を祭った神社としては「雷電神社（板倉雷電神社など）」が有名です。方言で雷を「かんだち」とも言いますが、これは「神立ち」すなわち神が示現すること・・・西洋の魔宮も納得です。

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