彼らは普通以下だった・・・偉人・天才の真実。
 我慢や根性ではない・・・ひたすら好きなことを続けただけ。

度重なる失敗や挫折を乗り越えた不屈の精神・・・よくある偉人伝の落とし穴です。そんな肩肘張った、湿った精神からは画期的な発想も発明も生まれてきません。恐らく彼らは自分が「失敗した」とか「挫折した」とは思っていなかった筈。むしろ「劣等生」だからこそ常識や固定観念に縛られることなく夢を追い続けられた・・・「何度も壁に跳ね返された」のではなく「跳ね返される度に修正点を掴んでいた」。これが真実だと思います。だからある時、突破口が開く・・・その官能がなければ続く訳がありません。根性なんて百害あって一利なし・・・我慢や根性が好きな方には申し訳ありませんが「夢と官能」こそ絶望を跳ね除け、人を未知の世界に誘うのです。

Abraham Licoln Winston Churchill Louis Pasteur Charles Darwin Thomas Edison
1832年春、トラブルから無職になり1855年には恋人のアンを失い打撃を受ける。1832年に州議会に立候補したが落選。その後8回の選挙に落選している。 子供の頃から反抗心が旺盛でよく罰を受た。寄宿舎では両親も尋ねてくることも稀であった。言語障害があり、士官学校に3度落第、選挙でも2度落選している。 スイス国境の皮なめし職人の子供だった彼は大学在学の頃はいたって平凡な学生で、化学の成績は22人中、15番目だった。46歳で脳出血で半身不随になった。 医師を諦めた時、父親に「動 物を捕まえるしか脳がない」と言われ、教師からは「平凡でどちらかと言うと一般の知性レベルに達していない」と酷評された。 教師に「学習する知能に欠けいる」と言われ、仕事も2度解雇。電球の発明に1000回失敗したが「失敗ではなく1000 のステップを経て発明しただけだ」と説明。
Albert Einstein Graham Bell Walt Disney Charlie Chaplin Vincent van Gogh
4歳まで話すことが出来ず7歳まで文字も読めなかった。精神的に遅れており社会性もなく空想に浸っていると言われ退学になる。転校先の学校でも入学拒否。 彼の電話会社は当初、運営に行き詰まり10万ドルで権利をWestern Union社に譲ると申し出たが「電気のオモチャを作る会社が?」と拒否されている。 新聞社で編集長から「想像力に欠けよい発想は全くない」という理由で解雇。何度も破産しテーマパーク建設も「ロクな連中しかかない」と市から拒否。 父親はアル中で死に母親は精神病だった。孤児院や貧民街を転々とした。ハリウッドでも当初、彼のパントマイムはナンセンスだと酷評されている。 牧師の頃、汚いと伝道師の免許を剥奪。精神病院で耳を切る。生きている間に売れた絵は1枚だけ。今では「医師ガシェの肖像画に170億2000万円の値がついている。


こんな言葉も・・・うっとりの入口は沢山あります。
 ひとつの言葉が人生を変えることもある・・・。



天才の真実
「天才」についてWikipediaはこう説明しています。多くの天才は、精神障害に苦しむ, 例えば ゴッホスウィフトジョン・ナッシュ, ヘミングウェイゲーデルニュートンニーチェ。ドイツの病跡学者のアイヒバウムは天才300人から400人を選び、そのうち一生に一度でも精神病を患った人は12~13%であるという数字を発表。更にその中から「特に有名な」天才中の天才というべき78人を選ぶと、精神病の人は37%、精神病的な人は83%以上に及ぶとした。健康な人は6.5%にすぎなかった。

2012年10月9日、創造性と狂気は紙一重とする研究結果が発表された。

2015年6月8日、芸術的創造性と精神疾患が共通する遺伝子で発現するとする研究結果が英科学誌ネイチャー・ニューロサイエンスに発表された。

天才と凡人

天才といえば聞こえが良いが、上述のように、アンバランスに偏った才能の持ち主であるため、芸術、スポーツ、学問いずれの分野でも、価値観も非常識であるケースが多い。天才芸術家による薬物中毒汚染や金銭感覚の逸脱は余りにも有名であるが、これも個人差がある。

良く知られている「天才の奇行」の逸話には、ゴッホが自画像を描く際に「自分の耳が邪魔だ」と言って自ら耳を切り落としている。但し、ゴッホは、てんかんもしくは統合失調症を発症しており、「天才の奇行」が「天才」故の奇行ではなく精神病や薬物への逃行など環境からのストレスによって引き起こされるものも多い。