これはGoogleが提供している「仮想アトリエ」です。誰でも無料で使えます。オブジェを掴んで遊んでいるうちにダビンチ並みのイメージが生まれるかも。そんな偶然と発想が支配する「知」と「美」のジグゾーパズルです。ここに人間だけがお金にもならないことに熱心になる答えがあります。それが「快感」。その中身は「達成感」や「自己表現」です。この瞬間、細胞が酸素で満たされて人間最大の至福「蘇生感」を味わえます。そのキッカケとなるのが「触発」。触発とは「もしかしたら自分にもできるかも知れない」と感じる時です。ならばその「キッカケ」と作ればいい。それが「ブレーンアート」です。材料は宝の山「ウエブサイト」。その優れた素材(美)と文字(知)をジグゾーパズルのように並び替えたり、加工しているうちに自分でも思いがけないイメージが現れます。「自分にもこんな才能があったのか・・・」そんな未体験の魅力です。プロにとってもITの「可視化」への表現力のヒントになります。以下Q&A方式でご説明します。
未知の自分に出会う「ブレーンアート」のQ&A Q1「ブレーンアート」とは何ですか?パズル遊びとどう違うんですか?
Q2 ウエブ画面上で遊べる?専用アプリは要らないんですか?
Q3 誰でもできる?具体的にどうするんですか?
Q4 作品の公開や共有で広がる世界とは?
Q5「ここまでできる」という見本はありますか?
Q6 セキュリティーなど注意すべき点は何ですか?
Q1「ブレーンアート」とは何ですか?パズル遊びとどう違うんですか? A1 意外性と達成感。「仮想アトリエ」で作る「知」と「美」の創作活動です。
素材の宝庫・ウエブサイトからコピペしたオブジェ(画像・図形・文字・記号など)を並べて、移動・拡大・縮小・回転・変形させながら気に入ったイメージを創り出す新表現が「ブレーンアート」です。 平面的な図形に思想的な文字が加わることでイメージに立体感が出る。すると本来の意味と異なる世界観が生まれます。この「自分でも予測不可能なイメージの現出」こそブレーンアート最大の快感です。 「デジタル・グリーティングカード」だったり「ポスター」だったり「本の装丁」だったり自分の写真を素材にした「デジタルコラージュ」などは結果に過ぎません。頭と感覚をフルに使うので自然と脳内が酸素で満たされます。↓アトリエではこんな作品を作っています。下の習作をクリックで拡大。論より証拠。実体験もできます。 |
↓ 仮想アトリエで体験操作できます。 (注)Googleアカウント/G-mailアカウントが必要です。また操作する前に必ず「コピーを作成」して自分のキャンバスとして実行して下さい。 |
Sample1「旅の夢」(クリックで拡大) | sample2「花の夢」(クリックで拡大) | |
目的は「デジタルカード」。素材はウエブからコピペ。右ヨコに予備の画像を置いています。大文字はテキスト入力して拡大。小文字はサイトの文字列をコピペしたもの。回転もできます。■体験操作は→こちらから「旅の夢」(注)必ず「コピーを作成」して操作して下さい。 |
これは「デジタルガーディナー」。ウエブには花素材が沢山あります。重ねることを頭にいれてフチに沿って切り抜いてある画像(PNG形式)をコピペするのがコツです。 ■体験操作は→こちらから「フラワーの夢」(注)必ず「コピーを作成」して操作して下さい。 |
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Sample3「ワインの夢」(クリックで拡大) | Sample4「覚醒の夢」(クリックで拡大) | |
これは商用デザインの練習「ワインだって夢を見る」のテーマでカリグラフィー風にコラージュしています。10分の最短時間です。■体験操作は→こちらから「ワインの夢」(注)必ず「コピーを作成」して操作して下さい。 | 知をデザインする本来の「ブレーンアート」の試み。脳の奥底に潜む「どっきり」が触発されればいいのですが・・・無限の表現が魅力です。■体験操作は→こちらから「覚醒の夢」(注)必ず「コピーを作成」してから。 |
Q2 ウエブ画面上で遊べる?専用アプリは要らないんですか? A2 無料アプリの「Google図形描画」を使います。PC用アプリは不要です。
Googleの凄いところはネットワーク全体を一つの仮想PCとして様々なサービスを提供していること。この「ブレーンアート」もGoogleドライブというクラウドに入っている描画アプリです。アカウントを作成すれば誰でも優れたアプリを無料で使えます。ファイルは自動的にGoogleドライブに保存されます。
万が一の事故・災害に備えて大事なファイルはここに保存しておくことをお勧めします(セキュリイティーには注意)。ブレーンアートが使用している「Google 図形描画」はプロが使う「Illustrator」や「InDesign」に比べれば物足りませんが、無料であること、基本的はメニューは備えていることを考えればコスパは高く、慣れれば高度な作品を作ることができます。→ こちらには具体的な使いかたのメニューがあります。
(↑TOPへ)
Q3 誰でもできる?具体的にどうするんですか? A3 まず材料の配置から。材料はウエブサイトからコピペします。
習うより慣れろ。最初はプロが作成した雛形を使う方が気分よく遊べます。材料はウエブサイトに山ほどあります。いくつか気に入った画像や図形をコピペ(配置)。素材自体がよくできているのでどう編集してもそれなりの出来栄えになるのがミソです。文字は後から自分で入力して装飾したほうが楽です。手書き入力も可能です。文章が必要ならサイトからコピペして編集できます。
画像の選び方にはコツがあります。フチを切り抜いてある「PNG形式」の画像を使うとオブジェ同士がキレイに重なります。検索で「PNG (画像名)」と打ち込めば沢山の図形や画像がヒットします。→ こちらに「Google図形描画」の使い方を説明しているYouTube動画があります。↓は簡単な作業例です。
1.ウエブから背景画像をコピペ | 2.ウエブからオブジェをコピペ | 3.オブジェを配置・編集 |
プロレベルの作品を作る近道があります。それは背景の上にオブジェを重ねる。論より証拠。まず背景となる画像をウエブサイトから探してコピペ。サイズは調整できます。 | 次に重ねてみたいオブジェをウエブサイトからコピペして右側に配置。コツは「PNG形式」の画像を選ぶこと。カタチに沿って切り抜いてあるからです。文字も適当に入れておきます。 | 文字やオブジェを移動・回転・拡大・縮小しながら気に入ったイメージになるまで編集を楽しみます。この作業自体が脳を活性化させます。見本は旅好きな友人へのデジタルカードです。 |
Q4 作品の公開や共有で広がる世界とは?A4 「なりたい自分」が自由に羽ばたく「仮想世界」です。
作成したファイルはウエブに公開したり、知り合い同士で共有したり、参加したい人も招待できます。運用次第で様々な仮想世界が生まれます。例えば「ブレーンアート」を教材として使えば「仮想デジタル・アートスクール」にも、作品として公開すれば「仮想デジタル・アートサロン」にもなります。 「日常生活では本当の自分になれない」「日常とは違う自分になりたい」・・・そんな人は「アバター」として参加できます。仮想世界なら「作家」や「芸術家」や「ショーシャンクの空の分身」になりきって「意見」を言ったり「作品」を発表することができます。 「図形描写」は「Googleドライブ」の一部なので詳しい「共有設定」はこらをご覧下さい → Googleドライブの共有 |
だからワクワクする人。 だからドキドキする人。 この差は何でしょうか・・・ |
Q5 「ここまでできる」という見本はありますか? A5 世界観の表現なら「図形描写」でここまでできます。
クリックで拡大 | これは実際に「ブレーンアート」のコンセプトを「Google図形描画」で作成したものです。「可視化」社会への一つの提案でもあります。→ こちらにオリジナルがあります。(注)操作する場合は必ず「コピーを作成」して、そのコピーをお使い下さい。 |
クリックで拡大 |
Q6 クラウドとして企業で使う場合、セキュリティーなどの注意点は?A6 原則ユーザーの自己責任です。大手企業なら企業向けサービスがあります。
一般ユーザー向けのGoogleドライブのサービスでは、企業内システム管理者が各ユーザーのファイル公開や共有、同期するファイルの種類などを制御することはできません。そのため、ファイルの持ち出し制限など、企業のセキュリティポリシーに沿った使い方をする責任はユーザー次第です。厳しくセキュリティポリシーを規定している企業では、こうしたサービスを仕事に利用すること自体が許されないことも少なくありません。その場合、組織的な管理ができる企業向けサービスを利用する選択肢もあります。詳しくは → こちらから。GoogleアカウントによるGoogleドライブ機能の違いは下記の通りです。
サービスの種類 | Google アカウント | 無償版Gmail.com アカウント |
Google Apps アカウント |
ストレージ容量 | 15Gbytes | 15Gbytes | Google Apps for Work:30Gbytes Google Drive for Work:無制限 |
Gmail | 使用不可 | @gmail.comとして利用可能 | 独自ドメインで利用可能 |
カレンダー | 使用可能 ※無償版Gmail.com と同じ制限あり |
使用可能 ※施設予約は利用不可 |
フル機能で使用可能 |
ドライブ | 使用可能 ※容量は15Gbytesの上限付き |
使用可能 ※容量は15Gbytesの上限付き |
使用可能 ※制限無し |
サイト | 使用可能 ※無償版Gmail.comと同じ制限あり |
使用可能 ※独自ドメインによるURLへは変更不可 |
フル機能で使用可能 |
ハングアウト (チャット) |
フル機能で使用可能 | フル機能で使用可能 | フル機能で使用可能 |
ビデオハングアウト | フル機能で使用可能 | フル機能で使用可能 | フル機能で使用可能 |
管理コンソール | 使用不可 | 使用不可 | 使用可能 |
Google サービス SLA |
無し | 無し | 99.9%以上を保証 |
サポート | 無し | 無し | あり |