ここは戦前の満州です。  戦前日本   戦後郊外   北海道・美唄   復興日本  選曲は左上のリストから↑  安寧の部屋 




夢の果て。赤い夕陽の満州の幻影
地平線に沈む真っ赤な夕陽。「狭い日本にゃ住み飽きた、俺も行くから君も行け、支那にゃ四億の民が待つ」・・・人々は「王道楽土」「五族協和」の理念を信じて満州に渡りました。本土にもない近代都市を建設し、本当に理想郷が生まれたかも知れない際どい満州経営は、侵略・植民地支配の欧米列強の前に敢えなく挫折。満蒙開拓団の悲劇や南方では玉砕や特攻が常態化。戦死は「散華」、全滅は「玉砕」・・・「滅亡を美化する狂気の陶酔感」です。戦時歌謡はそんな魔性の旋律に満ちています。