果てなき旅。流れる風景の酩酊
車窓の風景と聞いて横に流れる景色を想像する人は文学好き・・・映画のシーンでも歳月や情況の変遷の象徴として流れる風景を映像化します。一方「うっとり探偵団」は、電車の先頭に陣取って風景を切り分けて進む非日常的な爽快感が第一・・・単調で程よい列車の振動が齎す陶酔感と合わさって文字通り最も単純な「トリップ」が味わえる。そんな「子供の情景」は透明ですが、熟成感ならやっぱり「大人の情景」。右側のモニター画面から懐かしい歌声に満ちた長時間BGM を再生しながら「記憶の美酒」を味わって下さい。