酷い目にあった直後は「羹に懲りて膾を吹く」・・・ところが時間が経つと「喉元過ぎれば熱さ忘れる」・・・何度痛い目にあっても殺戮や愚行を繰り返している世界を見ると、人間は度し難い業(ごう)を宿しているのかも知れません。作り出された恐怖と欲望に振り回される原因は単なる愚かさではなく、それを見極めるアンテナが劣化している・狂ってる。これが我々「うっとり探偵団」の見方です。
アンテナもコンパスも狂っていたら使い物になりません。「それ」はある日、突然やってきます。「まさか」「あり得ない」「自分だけは大丈夫」・・・思いもよらない災害や事変に巻き込まれると人は思考停止になります。NY9・11や東日本3・11はある意味「アンテナ」の劣化が招いた大惨事です。「怖いもの」「嫌なもの」は見ない・聞かない・考えない。みんなと同じ行動をとっていれば大丈夫。だって「心配事の9割は起こらない」という本も売れるじゃない・・・典型的な麻痺脳です。9割は起こらないとうことは1割は起こるということ・・・覚醒脳ならそう考えます。なぜ自分のアンテナとコンパスの狂いに気付かない?心理学や社会学の説明より百聞は一見に如かず・・・事例を見た方が早いかもしれません。
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